
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2019年12月より運営事業者が「Reqree株式会社」さんへ変更されています。
「大胆にもフィットネスクラブを住居に取り込んでみました。」
「アヴァンセ 天王寺」のお話をはじめて伺ったとき、頭上にハテナが浮かびました。
何度か概要を聞き返すも、なかなかイメージができない。結局、モヤモヤとした面持ちのまま足を運んだのです。
取材当日は、まだ残暑を感じる晴れた日。
未だ覚えています。スペースシャトルのような外観にまず背筋がピリッとしました。エレベーターの扉が開くと、目の前にはヴィンテージマンションのソレを彷彿させるダイナミックな共用部分。驚きの連続が待っていました。
あんぐりと口を開いたまま、なすがままに館内を徘徊。たどり着いた先にはこんな風景が待っいてたのです。
「…な、なるほど」
頭上のハテナが、モヤモヤしていたイメージがサーッと引いていきます。規格外なヤツに出会っちまったな、と。しかしながら、根は優しいのです。ワンルームタイプの専有部は十分に広さがあり、快適なプライベート空間を満喫できそうです。
ぐるりと巡回するだけで、この充足感。体感としてはアミューズメントパークのような驚きの数々とも言えるかも。
まだ、イメージがうまく描けないって?それでは、ゆっくりと整理しながら見ていきましょうか。
天王寺駅から北上すること徒歩6分ほど。駅前の賑わいが少し落ち着いてきたころ、今回のシェアハウスが見えてきます、
建物中央にそびえ立つ円柱2本が、スペースシャトルのよう。1-2Fにはフィットネスクラブがテナントとして入っていて、3Fから上階が住居という構造になっています。
建物正面むかって左側のエントランスが入居者用とのこと。
カード式の鍵をつかって、自動扉をピピピッと開けてみます。
自動扉の先は、エントランス・ロビー。どこか時代を感じる、少し懐かしい雰囲気。
ロビーの奥には、いっそう懐かしさ掻き立てるスペースがあります。
食堂、あるいは喫茶店に見える…というのも間違いではないのだそう。
最近までは食堂として営業していたのだそうです。そのまま手を加えず共用スペースへとシフト。この雰囲気、気を張らずのんびりと寛げます。
ロビーの脇には共用のPCも設置されています。ネットサーフィンに夢中になるというよりは、出かける前のお店検索や路線経路の確認などで役立ちそうです。
さて、ロビー右手から伸びる通路の先にはフィットネスクラブがあります。
通路には卓球台。もちろん、無料で利用できます。
フィットネスクラブは会員制。住人の方は特別プライスで利用できるのだそうです。
仕事をしていると中々時間を作れない。定期的に通いたいものの、忙しい時期に差し掛かるとつい通えなくなってしまう。
このような経験は誰にでもあるのでは。
何が問題かって、1度休んだことで継続するモチベーションが思いのほか下がってしまうこと。これが、1ヶ月空白の期間があったりすると、惰性でズルズルとさぼりがちになってしまうのですよね。
そんなよくある話。もしもフィットネスクラブが自宅にあれば、話は別になるのではないでしょうか。
さすがに、深夜帰りでヘトヘトな時は無理にしろ、「いつもより少し早めに帰宅できた」なんて日には、TVを見ながらくつろぐよりもプールでひと泳ぎしたほうがリフレッシュできるかも知れません。
いくら至近にあるクラブであっても外出する必要があるのであれば面倒くさい。玄関の外側と内側では、環境としては大きく違うのだと思うのです。
どうであれ、プール付きというのは憧れです。しかも本格的に泳げる本気プール。逆三角形の体型を作る、維持するにもってこいかと。
では、住居エリアを見ていきたいと思います。
入り口は、卓球台が置かれた通路の脇のガラス扉の奥にあります。
こちらではナンバー式の鍵をピピピと解錠。
扉の向こうにはエレベーターが2つ待ち構えています。
エレベーターの中での想定外のおもてなしに、ほろりと笑顔がこぼれるシーンもあったり。こういう所に愛着が湧くのです。
3Fから上階は住居エリア。
主に2タイプのワンルーム型の専有部が並んでいるのですが、そのうち3部屋をまるっと改装した共用リビングが、3Fにあります。
ジグザグの廊下を進みます。
リビングといえど外からの見た目は個室を変わらないので、間違えないように要注意。可能であればサインを掲げたりしても良さそうですね。
それでは、リビングを見てみます。
3室分の空間ということもあって、広さはかなりのもの。
奥の壁に設置された大型のTVも小さく見えます。
自動販売機が設置されているのも特徴的。普段は部屋の中で過ごしているけれどリビングへコーヒーを買いに足を運ぶ、なんてシーンが頻繁に起こりそう。
傍らにあるチェアに腰を掛ければ、その場に集まった住人さんと自然と会話もはじまるのではないでしょうか。
TVは近くによると、かなり大きめの物だとわかります。映画を見るときも迫力ありそう。
渋さを感じるソファは、よく見てみると定評のあるマルニ製。オールドカリモクなど、シンプルかつ堅牢なデザインは末永く付き合って行けそうです。
テレビ側から振り返ってみるとこんな感じ。ね、広いでしょ。
気の張らないラフなコミュニケーションが生まれるのではないかと思います。
その分、整理整頓には気をつけたいところですね。
それでは、キッチンを見ていきます。
リビングにはキッチンが2台並んで設置されています。
それぞれのキッチンには3口のIHコンロとシンク付き。
一般の家庭用システムキッチンなので、凝った料理も作れそう。パーティー時には平行で調理をすることも難なくできると思います。
ただし、キッチン家電についてはミニマムと言った感じ。電子レンジ、トースターを利用の際は時間帯を意識した方が良いかもしれません。
リビング奥には洗面台とトイレが設置されています。
基本的には各部屋に設置されている設備を利用するかと思います。
ただ、共用部にも水まわりが充実されていることで、ちょっとした時にストレスを感じなくて済むのはいいことだと思います。
リビングの隣の部屋はランドリールームになっています。
ドアを開けると、コインランドリーさながらな風景。
洗濯機、および乾燥機は3台ずつ設置されるとのこと。
また、コイン式でもあります。利用の際は財布を忘れずに。
街の銭湯の脇にあるコインランドリーを彷彿されるこの風景。
コインランドリーって妙に落ち着くスペースでもあるので、割りと息抜きの場にもなるのかもしれません。
さて、次にやってきたのは6F。住室の並ぶフロアです。
エレベーターの扉が開くと、目の前にはこんなビュー。
特徴的なギザギザとした廊下は、とても刺激的。時に思いがけないインスピレーションを掻き立ててくれそう。
採光をしっかり確保、風通りも良しと、実は機能的な一面もあるのです。
続いて向かうは最上階。7Fフロアまでエレベーター、そこからは階段を登ります。
すると、屋上。
8Fフロア相当の屋上は、近隣の建物より頭ひとつ抜けているため見晴らしも良し。
晴れた日であれば、洗濯物が心地よく乾いてくれそうです。テレビコマーシャルのような真っ白のシーツを干してみたくなりますね。
ふと脇目をみると、ギザギザギザ。つい写真を撮りたくなる光景です。
では、お待ちかね。6Fフロアに一旦もどって部屋を見ていきます。
部屋には大小2つのタイプの部屋があります。こちらの613号室は広さのあるタイプの個室。
水回りやキッチン設備が整っているワンルームタイプの部屋ということもあり、各部屋にはチャイムが設置されています。
直接、郵便やさんが尋ねることはないかとは思いますが、住人の部屋を訪ねたい時には便利そう。
玄関扉をドンドンとノックするよりスマートだと思います。
玄関扉を開け、靴を脱ぎ、入室。
部屋は余白のある、ゆったりとした広さ。
テーブル、ソファ、クローゼット...etcと、生活をはじめるにあたって必要となる家具はひと通り揃っているのも嬉しいポイントです。
U字型の建物は、部屋にしっかりと陽の光を届けてくれます。
照明のダウンライトは、夜になると良いムードを演出してくれそうです。
ベッドサイドテーブルはラジオ機能付き。ビジネスホテルなどでよく見かけるアレです。
ラジオはおそらく現役。ピピピピッと耳障りな目覚まし音の代わりに、ラジオの音で目覚める朝というのもアリではないでしょうか。
部屋の脇にはデスク&チェスト。奥には小ぶりなミニキッチンも設置されています。
キッチンはこんな感じ。電気式のコンロにミニシンクと本当にコンパクト。
コーヒーを入れたり、夜食をつくったりと、あくまでサブとして考えたほうがよさそう。料理を楽しみたい時は、リビングのキッチンを使いましょう。
キッチンの奥には収納スペースもあります。これだけスペースがあるとそれなりに日用品を詰め込めそう。便利だと思います。
ベッド脇のドアの先は水回り設備です。トイレと洗面台、洗面台の対面にバスルームがあるつくりになっています。
完全プライベートなトイレ&バスルームでありながら、セパレート式なのが嬉しいところです。
ちなみに、部屋の設備および備品は結構年季が入っています。
エアコンのリモコンだって有線タイプ。機能的ではあるので、レトロをポジティブに捉えていただける方に。
さて、こちらは7Fフロアの705号室。コンパクトタイプの部屋です。
廊下に面した大きな掃き出し窓が印象的。掃き出し窓の正面には小ぶりですがポーチも設けられています。
玄関部分はこんな感じ。靴箱もあります。
室内へ入ると、縦に伸びた空間が現れます。
613号室に比べるとややコンパクトではありますが、個人的な印象としては、無駄のないシンプルな空間という感じ。
ベッド、デスク、食器棚を設置してなお十分余白の空間が取られているので、圧迫感はありません。
部屋の奥にはミニキッチン。窓辺のキッチンは朝食を気持よく作れそうです。
キッチン脇には水まわり。
水まわりは洗面台、バスルーム、トイレがまとめられた一般的な3点ユニットとなります。
気になる方は、現地で要確認かと。
ベッドサイドには例に漏れずめざまし機能付き。
これはこれで、ひとつの完成形のデザインなのか…などとも思えてきたり。
自転車置場は、エントラス前にある1-2Fのフィットネスクラブの駐輪場と共用。
屋根はありませんが、スペースは広めです。たくさんの自転車が停まることとなるので、鍵はしっかり目のほうが良いかもしれません。
「アヴァンセ 天王寺」の最寄り駅は天王寺駅。
関西本線・大阪環状線・阪和線の3路線が乗り入れるターミナル駅。なんば駅まで7分、梅田駅まで16分、どちらも乗り換えいらずです。
また、駅周辺は大阪市南部を代表する繁華街。シェアハウスまでの道のりも賑わいを見せる商店街を通り抜けます。
生活用品に困ることは無さそうですが、食欲や物欲に負けないようにしないと、寄り道グセがついちゃうかも。
運営・管理をされるのは「ALL不動産」さんです。
大阪市内を中心に、いくつもの物件を運営・管理されているALL不動産さん。
管理物件を見てみると国際色豊かな顔ぶれが多く、アットホームな空気が漂っているのが印象的。外国人の方へのサポートもお任せあれといった感じだと思います。
住人さんとの窓口となるのはニコやかで愛嬌のある女性スタッフさん。スタッフさんの人柄を見ていただければ、おそらく物件の雰囲気も感じ取っていただけるはず。
今回は大型のマンション物件かつワンルームタイプの物件ということで、運営面でも試行錯誤な状態があるかもしれません。そのあたり、事業者さんと住人さん、互いにフォローアップしながら住環境をより良くできて行ければ良いのではとおもいます。
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お腹の肉との腐れ縁。
スパっと断ち切るには、毎日の運動が欠かせないのです。
(イシクラ)
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