シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
お互いにとって、快適な場所に。
犬と散歩をしていると、自分だけで歩いていても起こらない出来事が、たくさん起こるんです。
親子連れに話しかけられたり、同じく犬の散歩中の人と仲良くなったり。
犬たちがいれば、初対面でも身構えず話せるのは不思議です。
大阪・中津に建つ「アパートメント21」は、小型〜中型犬や猫と一緒に暮らせる、マンションタイプのシェアハウス。
まだまだ全国的にすくない、ペット可の賃貸住宅ですが、犬も猫も両方OKとなれば、さらに数が減ってしまいます。
マンションの1階には大きな共用部を設け、飼い主同伴ならペットも自由に出入り可能。汚れや匂いに強い素材を使ったり、屋外の足洗い場があったりと、ペットと共生するための設備面の対応も充実しています。
自分で飼うことはできないけれど、犬や猫の近くで生活したい方にとっても、幸せな環境になるはず。
人間と同じく、ペットたちにも相性があるもの。
ペットが共用部に慣れるまで時間がかかっても、専有部で生活を完結させることができる環境は、飼い主にとっても安心です。
中津駅から徒步5分ほどの交差点に建つ茶色いマンションが、今回のお目当て。
日中は近くの保育園から園児たちの声が響く、穏やかなエリアです。
エントランスは、ゆったりしたつくり。
エントランスドアの前には、宅配ボックスが置かれています。
ボックスは全部で8個。うっかり荷物を放置しないよう、郵便受けはマメにチェックを。
郵便受けは風除室(ふうじょしつ)に設置されています。
高級感のある、落ち着いた雰囲気の廊下。
と、ここまでは普通のマンションと変わりません。
違うのは、ガラス戸の先。
共用のラウンジが設けられていて、24時間自由に使うことができます。
出入り口には、念のため鍵がかけられています。
ナンバー式のオートロック。
入居者さんが同伴していれば、友人や知人を呼ぶことも可能だそうです。
やわらかくもモダンな雰囲気のリビングは、まるでモデルルームのよう。
床の一部にはフローリング風のフロアタイルが使われ、ちょっとしたアクセントになっています。
ダイニングテーブルの大きさに合わせたスタイリッシュな照明が、空間を引き締めます。
シンプルながら存在感のあるデザインは、空間の主役として立派な存在感を放ちます。
ときには、運営事業者さんから飲み物やおやつの差し入れがあることも。
おつまみにピッタリの、瓶詰めナッツが置いてありました。美味しそう。
もちろん、部屋から飲食物を持ち込むのもOKとのこと。
デロンギのコーヒーメーカーや電気ケトルも、自由に使用できます。
帰宅するたび「とりあえず1杯」と、自然にラウンジへ足が向いてしまいそうです。
スポーツや映画も存分に楽しめる、65型テレビも設置。
もし、見たい番組について意見が分かれてしまったら…?
実は、ラウンジにはもう1台、同じサイズのテレビが設置されているのです。
準備万端。
リビングを利用できるのは、入居者さんだけではありません。
入居者さんが同伴していれば、入居者さんのペットたちも利用することができます。
ペットたちは、共用部全体を自由に行き来可能。
広い空間を思い切り走りまわることができます。
時間や天候を問わず遊ばせることができますし、運動不足解消に大きく役立ちそうです。
実は、とても収納の多いラウンジ。
部屋ごとに使える収納ボックスも用意されています。ペットのおやつ、自分用のマグカップ、使いみちはたくさん。
ただし鍵はかかりません。管理は自己責任で、とのこと。
共用部は、大きくふたつのスペースに分かれています。
テーブルと椅子の並ぶダイニングスペースと、大きなソファの置かれたリビングスペース。
ふたつの空間をつなぐ通り道は、ハイテーブルとハイチェアの並ぶカフェスペースを兼ねています。
おそらく、普段は元気なペットたちが足元を走り回っていることでしょう。
テーブルは、ノートパソコン1台とドリンクを置いてちょうどいい大きさ。
テーブルごとにコンセントも設置。長時間のパソコン作業にも重宝しそうです。
カフェテーブルの対面には、共用の本棚が設置されています。
本は運営事業者さんによるセレクト。小説、自己啓発、デザイン、料理などテーマは様々。
犬や猫をはじめとした、動物にまつわる書籍も多く置かれています。
特に気になったのは、飛び出す絵本「CHATS」。
ふわふわした猫の毛並みを再現した表紙に、キュンとしてしまいました。
猫好きな大人向けのグラフィック本と言う方が適しているでしょうか。
猫向けのアイテムを中心に、ペット用のおもちゃもいくつか用意されています。
もしかしたら、猫より犬の方が、よく遊んでくれるかもしれません。
廊下にはコミュニケーションボードも設置。
黒い下地にプラスチックボードを重ねて作られていて、水性マーカーで書き込みができます。
最近はすっかりメッセージツールでのやりとりが一般的になりましたが、手書きのメッセージをやりとりするのも、味があって良いものです。
廊下の先は、高級感のあるリビングスペース。
ホテルのロビーを思わせる、落ち着いた空間です。
革張りのソファのうち、ひとつはL 字型。大人が足を伸ばして寝転がることのできるサイズです。
大胆な意匠の天井をはじめ、各所に多くの間接照明が使われています。
明るさを調節すると、夜はしっとりした雰囲気にもなりそう。
ブルーのアカプルコチェアは、屋内外どちらも使用可能。
ビニルコードの座面に身体が包まれる、不思議な感覚を味わうことのできる名作です。
共用部の壁には、リードを引っ掛けることができるフックが取り付けられています。
調理をしたり、トイレに行ったり。ペットから目を離す場合は、リードでつないでおきましょう。
猫向けには、天井近くにキャットウォークを設置。
さらに、キャットウォークに上がるためのキャットタワーまで。オリジナルで作ってもらったそうです。
ただ置かれているだけでなく、床と天井でしっかりと固定されている頑丈なつくり。2〜3匹が一気に飛び乗っても倒れる心配はありません。
続いてキッチンを見ていきます。
専有部にもミニキッチンが設置されていますが、しっかりと調理をしたい日は共用部のキッチンがおすすめ。
洗い物のしやすいダブルシンク。
向かい側にも、もうひとつシンクが設置されています。
3口のIHヒーターもふたつ。
レシピを見ながら調理ができるよう、タブレット端末が常設されています。
食洗機を使えば片付けもラクラク。
食洗機が働いているあいだに、のんびりテレビを見たり、愛犬・愛猫と遊んだり。
自分ですべて揃えるとなると、それなりの費用と置き場所を必要とする、豪華ラインナップのキッチン家電。
スチームオーブンのヘルシオ。圧力調理・蒸す・炒める・煮込むの4役をこなせるティファールの自動調理器。美味しいトーストが焼けると大ヒットしたバルミューダのトースター。
専有部のキッチンより、共用部のキッチンをメインに使う方も多そうですね。
キッチンの出入り口には、いわゆるペットゲートが取り付けられています。
ペットたちが近寄ると危険な場合や、衛生面が気になる場合は、ゲートを閉めることができます。
ペットだけでなく、小さな子どもが遊びに来ている場合にも便利そう。
キッチンの近くには、勝手口が用意されています。
勝手口から外に出てみると、何やら四角い箱状のものが。
近づいてよく見てみると、なんとシャワー付き。
散歩から帰ってきたら、脚を洗い、台の上で拭けば、キレイな脚のまま室内に入ることができます。
勝手口のドアは、共用部と同じナンバーキーで出入り可能。
いくつも暗証番号を覚えずに済みます。
さらに、共用部にはトイレも設置。
ウォシュレット付きの座るタイプのほか、男性用の立ち式トイレも同じ個室内に備わっています。
手を拭くためのペーパータオルが用意されていて、タオルを持ち歩く必要がありません。
では、上階の専有部をいくつか見ていきます。
エレベーターに乗って4階へ。どの階もおおよそ同じ作りです。
2〜7階は9部屋、8〜10階は7部屋が並びます。
まずは402号室。
間取りは1K。一般的な1Kより、廊下は長めです。
玄関を入ると、すぐ横に靴箱と洗濯機置場。
給湯器を挟んで、ミニキッチンが設置されています。
廊下の突き当たりが生活スペース。
落ち着いた色合いで、老若男女を問わず快適に過ごせそうです。
部屋によって、間取りや床材壁紙がすこしずつ異なります。
402号室は、生活空間がすこし小さめの間取り。
実家からの引っ越しなど、持っている家具のすくない方向けかもしれません。
バストイレは分かれていて、バスルームと洗面台の2点セット。
脱衣スペースはありません。ひとり暮らしなら、さほど気にならない方も多いかも。
向かい側にはトイレが設置されています。
しっかりウォシュレット付きが嬉しいところ。
明るい色合いの708号室。
7階だけあって、日当たり抜群。日中は照明を使わずに生活できそうです。
2〜3階のマンスリータイプの部屋を除き、家具付きの部屋はありません。
天井照明も、自分の好みのシェードを取り付けられます。
全室しっかりした奥行きのベランダ付き。
洗濯物と布団を同時に干しても、余裕のありそうな広さです。
インパクト抜群な壁紙の901号室。
以前住んでいた入居者さんが選んだ、羽根の柄。
とても緻密に描かれていて、写真で見るとまるで本物のようです。
広さは水まわり設備なども含めて15.5畳。
全68部屋のうちでも比較的広めのタイプで、生活スペースがゆったりと取られています。
全室クローゼット付き。
上下で棚が分かれていて、衣装ケースやダンボールの収納もしやすいタイプです。
リビングに面したドアの先が、水まわり設備。
脱衣室にウォシュレット付きトイレと洗面台が設置されています。
脱衣室も羽根の柄。慣れてくると、モダンな模様にも見えてきます。
バスルームはシンプルなタイプ。
ペットを自宅でお風呂に入れると考えると、若干タイトな気もしますが、小型犬や猫ならギリギリ大丈夫そう。
シンクと1口のIHヒーターの並ぶミニキッチン。
料理好きの方や自炊派の方は、1階のキッチンを使うことが多くなりそうです。
最後に1階のガレージを見ていきます。
自転車とバイクは、規定の壁際へ駐輪します。車の出入りがありますから、線からを飛び出さないよう注意を。
自転車は月額300円、バイクは月額3,000円で利用できます。
建物の裏手には立体駐車場が。
月額17,000円で利用可能です。
台数に限りがあり、先着順とのこと。駐車を希望する方は、運営事業者さんに早めに確認を。
ガレージの前には、自動販売機が設置されています。
天気が悪い日はちょっとだけ濡れてしまいますが、部屋着でもすぐに買いに行ける自販機は、やっぱり便利です。
最寄り駅は、大阪市営地下鉄御堂筋線・中津駅。
梅田まで1駅わずか2分。歩いても15分ほどと、非常にアクセスの良い立地です。
周辺にはオフィスも多く、飲食店はサラリーマン向けのチェーン店が多め。
夜遅くまでやっている居酒屋も多いそうです。
実は、建物の最上階からは周辺の景色を一望できます。
大型マンションや団地の立ち並ぶ住宅街。公園も多く、穏やかなエリアです。
マンションとマンションのすき間から、淀川もチラリ。
そうそう、駅からの最短ルートには、こんな場所が。
表示を見ると、高さ1.4m。
慣れている地元の人たちは自転車に乗ったまま、頭をうまく傾けて通過していきます。見ている側はヒヤヒヤ。
女性でも多くの方が、頭をぶつけないよう気にしながら通る必要があります。
背の高い方はご注意を(迂回路はちゃんとありますからご安心を)。
シェアハウスの運営管理は、株式会社グラスフィールドさん。
住宅だけでなく、貸事務所や貸会議室なども扱う不動産会社さんです。
長年、このマンションの管理を担当してきたそう。
築20年を目の前に、稼働率が下がってきたのを機に、思い切ってリニューアル。「ペット共生型マンション」として運営していくことを決めました。
日々のサポートをしてくれる担当者さんは、自身も愛犬家。
訪問当日は、愛犬のショコラくんもモデルとして立ち会ってくれました。
シェアハウスの管理は初めて。でも、ペットとの暮らしに関してはベテラン。
入居者さんと同じ視点での管理に、期待が持てそうです。
近い将来、屋上にドッグランが設置される予定とのこと。完成が楽しみです。
関西エリアではまだすくない、ペットと暮らせるシェアハウス。
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最近、心に響いたコピー。
犬がいてくれると、毎日が、ぜんぶ思い出になる。(糸井重里)
「Hello Again またあうときの約束。」の帯より
思い出は、いいことばかりではありません。
ただ、この子が大好きで仕方ない気持ちは、すっとずっと変わらないのです。
(テルヤ)
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