シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2019年12月より運営事業者が「Reqree株式会社」さんへ変更されています。
これだったら、頑張れるかも。
大人になってから、苦手になったことのひとつ。
習い事。
小さな頃は、なんの苦もなく出来ていた「毎週、同じ時間に、同じ場所に通う」こと。社会人になってからは、とても難しくなってしまいました。
仕事が忙しい、今日は疲れている、なんか気分が乗らない、飲み会が入ってしまった。
色々な言い訳を作っては、ズルズルと行かなくなってしまう。
そもそも行かなくなるのが分かっているから、はじめることすらしない…と、とにかく悪循環にハマってしまっています。「なんとかしなければ」と思いはじめてからも、はや数年。
キチンと仕事をしながら習い事に通っている人を、本当に尊敬します。
なにがそんなに腰を重くしているのか。
諦めの境地に入ってしまい、キチンと考えたこともありませんでした。しかし、「シェアハウス 千里古江台」のシステムを聞いてピンと来たのです。
「シェアハウス 千里古江台」は、社員寮だった大きな建物を改装したシェアハウス。
静かな環境、窓から見える緑、特大のラウンジ。どことなく避暑地の保養所を思わせる、ゆったりとしたつくりの建物です。
最大の特徴は、ECC外語学院プロデュースの英会話レッスンが付いていること。
関西圏ではまだまだ珍しい、英会話レッスン付きのシェアハウス。
なんと、平日の夕方から夜にかけて、毎日4コマ(1コマ1時間)のレッスンを受け放題。なかなか贅沢なサービスです。
習い事は、もし、毎週月曜日だけのレッスンであれば、その日を逃したら次のチャンスは翌週。翌週を逃したら翌々週…と、あっという間に期間が空いてしまいます。
しかし、平日は毎日受講できるなら、さすがに1コマくらいは頑張ってみようかな…という気持ちも湧いてきそう。
さらに、どこかにわざわざ通うわけではなく、家に帰るだけ、いるだけ。レッスンを受けるために着替えたり、メイクをしたりする準備も省けます。
極めつけは、「たくさん受けた方がオトク」なシステム。受講料は家賃に含まれていて、どれだけレッスンを受けても金額は変わりません。
環境は完璧。
これなら、わたしでも頑張れそうな気がします。
大阪モノレール・山田駅からは、片道2車線の交通量の多い通りを進みます。
駅とのあいだには巨大な敷地の研究所と小学校が。シェアハウスへは、ぐるりと回り込んでアクセスすることになります。
三角に突き出した窓の特徴的な建物が、「シェアハウス 千里古江台」。
建物の目の前は私道で、並行してもう1本の公道が走っています。
ですから、すぐ目の前の道路を通るのは、隣のマンションの入居者さんと宅配業者さんくらい。
一般の車や人の通行は、ほぼないと思います。
引っ越しの際、大きな荷物があっても安心。油断は禁物ですが。
道路と並行に建てられた壁の裏側に、建物のエントランスがあります。
丸い形状とカラーリングは、どことなくキノコを思わせます。
ちなみに、エントランス前はこんな感じ。
ドミノのように並んだ壁は目隠しだそう。三角の窓といい、壁といい、ひとクセありそうな建物です。
小型の乗用車なら1台停められそうなほど、広々としたエントランス。
天井、三和土(たたき)、柱などに、円やカーブが用いられています。四角や直線ばかりの建物を見慣れていると、新鮮。
ドアだけでなく、両脇の壁にもガラスが使われています。
開放的なぶん、外からはある程度見えてしまいます。でも、冒頭で触れたとおり通行人はほとんどいませんし、目隠しの壁もあります。デメリットに思うほどではないかと。
靴箱は、土足でも室内履きでもアクセスできるつくり。
帰宅後にすぐチェックできるよう、郵便ポストは土足でも確認できる場所に。
室内ですから、雨の降った日でも郵便物が濡れてしまう心配もありません。
ずらりと並ぶと迫力のある靴箱は、室内履き側に。
1部屋で、扉1枚分が使えます。
靴2足か、靴1足+スリッパか。女性のパンプスなら、うまく収納すればもうすこし…というところでしょうか。
さらに、もう1段扉のないタイプも使用できます。
背の高いスニーカーやショートブーツはこちらに。2足くらいは収納できそうです。
棚板の高さを調節できるタイプの靴箱もあります。
こちらは入居者さん全員分は用意できず、使い方はまだ未定とのこと。
ラウンジは1階の一番奥に位置しています。
廊下の突き当たりをすこし左に折れて、ラウンジを見ていきます。
ドアを開けた瞬間、つい「うわっ」と声を出してしまいました。
2フロアぶんの天井高は、かなりの迫力。家であることを忘れてしまうほどの大スケールです。
ラウンジを囲むように配置された連続窓から、見える植栽。
どことなく避暑地の保養所に似た雰囲気です。学生時代、夏の合宿で訪れた施設を思い出しました。
シェアハウスを訪問したのは2017年の3月。
窓の外には、桜が咲き始めていました。毎年春には室内でお花見を楽しめそうです。
壁に開けられた丸い穴は、空調設備とのこと。
ちょうどよく、壁のアクセントになっています。
ラウンジの一角はソファスペース。
食後にテレビを見たり雑誌をめくったりと、のんびり過ごす姿を想像できます。
ダイニングテーブルとして使える6人掛けのテーブルに加えて、セミナーや勉強に向いている長机も。
冒頭で触れたとおり、入居者さんは英会話のレッスンを無料で受けることができます。
基本的に、レッスンは2階の多目的ルームで実施される予定。内容によっては、ラウンジの一角を使うこともあるかもしれません。
キッチンは、ラウンジとゆるやかにつながっています。
キッチンのスペースだけでも、小さな家を1軒建てられそうなほどの広さ。
システムキッチンは4台設置されています。
調理時間の重なった日でも、キッチンを使えない…なんてシーンはあまりなさそう。
万が一そんなことが起こっても、中央の作業台で材料を切ったり下ごしらえをしたりと、調理を進めておくこともできます。
作業台は今後増える予定とのことで、さらに作業スペースは広くなるはず。効率的に時間を使えそうです。
IHヒーターは、毎日の後片付けも簡単。
お互いに気持ちよく使うためにも、使い終わったらフキンでサッとひと拭きするのを心がけたいです。
食器やキッチン家電は、棚に収納されています。
お茶碗やコップ類、スタンダードな形状のお皿は、ひと通り揃っています。
カトラリーもたっぷり。
基本的に棚のなかのものは共用。私物の食器類は部屋で管理することになりそうです。
もともと存在感のある大型冷蔵庫。
5台も並ぶと、電気屋さんの冷蔵庫売り場のようです。
大人数だと、まったく自炊をしない方もいると思います。ですが、容量は少々タイトになるかもしれません。取り間違いや紛失を防ぐのに、名前はしっかり書いておきましょう。
キッチンには、自動販売機が設置されています。
飲み物だけでなく、インスタントラーメンも販売。ちょっと小腹が空いたら、ついつい手を伸ばしてしまいそう。
さて、続いて水まわり設備を見ていきます。
一度階段を降りてまた上る、プールの消毒槽を思い出させる不思議な形状の廊下。実は、エントランスホールの裏側に位置しています。
不思議な廊下の先はシャワールーム。
男女別のシャワールームは、床で色分けされています。緑は男性、ピンクは女性。
まずは男性用のシャワールームを見てみます。
ずらりと並んだシャワールーム。廊下の先は回り込むようにカーブしています。
シャワールームの手前は、シンプルな脱衣室。
壁の上部が隣とつながっている簡易的なつくりです。通気性が抜群なのは、良いところですね。
廊下の先の窓からは、外が見えます。
ここが玄関の前に並んでいた目隠しの裏側。かつては大浴場だったそうで、景色を楽しめるようになっているそう。
男性用シャワールームの出入り口近くには、洗面台も備わっています。
夏は、ドライヤーで髪を乾かすだけで汗をかいてしまう季節です。共用部では、上下の着衣が当然のマナー。ただ、ここは腰にタオル1枚の格好でも許される空間でしょうか。
続いて、女性用のシャワールームへ。
男性用のスペースに比べ、ゆったりめ。入浴後の時間をゆっくり過ごすことができます。
洗面台は3つ、ドライヤーは4つ設置されています。
スキンケアは洗顔直後が勝負だそうですから、部屋に戻る前にここで済ませる方も多いかもしれません。
洗面台の隣にウォシュレット付きトイレがあります。
わざわざ別のトイレまで行かなくて済むのは便利。
シャワールームの並びは、男性用の反転の配置。
シャワールームのスペックは全く同じです。
ちなみに、シャンプーなどのバスグッズを収納するスペースは、共用部には用意されていません。専有部からグッズ一式を持ってくるためのカゴや、シャワールーム内に持ち込むための濡れても大丈夫なバッグを準備しておくと、便利だと思います。
では、ラウンジに戻って2階へ上ってみましょう。
踊り場にゆるやかなカーブがかかっていて、ちょっと優雅な雰囲気。
2階から見ると、ラウンジの広さは一層伝わるでしょうか。
最初のうちは階段を降りていくのもすこし緊張しそうです。
階段の目の前に、多目的ルームがあります。
ドアはガラス張りで、内部の様子をこっそり覗くこともできます。たぶん、バレちゃいますけど。
英会話教室は、基本的に多目的ルームで開催されます。
平日は、17時から21時まで4コマのレッスンが開催されていて、何度でも受講可能です。
受講料は賃料に含まれているそう。
毎日4コマをフルに受講しても、追加料金は必要ありません。むしろ、多く受講できればオトクなシステム。
英会話教室をプロデュースするのは、ECC外語学院。
レッスンを担当するのも、ECCの外国人講師の方。
もし、多言語を希望する方がいれば、Webレッスンなどを割引価格で受けることのできるサービスも紹介してもらえます。
多目的ルームの連続窓には、実はひとつだけドアになっているものが。
さっそく外に出てみます。
カーブのかかった窓と、三角形のベランダ。
洗濯物を干すスペースは別途設けられていますから、気分転換用でしょうか。
英会話レッスンの休憩時間に一息つくのには、ちょうどよいかもしれません。
外観と同じように三角に突き出した壁がユニークな廊下を、先へと進みます。
各フロアには水まわり設備も。
1階と同じタイプのシャワールームは、男性用と女性用が2室ずつ。
やはり、脱衣室の床の色は緑とピンクに塗り分けられています。
シャワールームを正面に見て、左側が女性用の洗面台とトイレ。
トイレにも3つの洗面台が並びます。
こちらは、ほとんど手を洗うだけの用途になりそうです。
トイレはウォシュレット付き。
2〜4階の各フロアに3室ずつ設置されています。
シャワールームを正面に見て、右側が男性用の洗面台とトイレ。
男性用には立ち式のトイレも設置されています。
水まわり設備は、すべてフロアの中央に集まっています。トイレやシャワールームと隣り合う専有部はないですから、音の心配は不要かと。
ちなみに、シャワールームと洗面台のあいだには、さり気なくミニキッチンが。
作った料理を温める程度の簡単な使用なら、ミニキッチンでも充分。お茶を飲んだコップを洗うためだけに1階まで降りるのは、すこし面倒です。同じフロアのミニキッチンで、パパッと済ませることができるのは嬉しいですね。
水まわり設備の対面には、ベランダがあります。
洗濯物は各フロアのベランダで干すことができるそうです。
2階の廊下には、開放的なスペースが。
手すりに近づいて下を見てみると、そこはエントランスホールでした。
壁を隔てた手前側の焦げ茶のスペースが、シャワールームへ続く不思議な廊下。上から見ると分かりやすいです。
すぐ向かいにあるバルコニーのようなスペースは、ぐるりと回ったもうひとつの廊下の先から出られます。
特にくつろげるわけではない、不思議な空間。
それにしても、この建物には曲線がたくさん使われています。元々は大手住宅総合メーカーの寮だったそうですから、ゆとりのある住空間を目指して設計されたのかもしれません。
それでは、専有部をいくつかピックアップして見てみます。
スタンダードな209号室。全室10.5畳の広さで、かなりゆったりとしたつくりです。
一般的なサイズのワンルームで使っていた家具や家電なら、余裕を持って配置できそう。
冷蔵庫や電子レンジなどを、処分しなくて済むかもしれません。ただし、キッチン家電は消費電力が大きいですから、専有部での使用については念のため運営事業者さんに確認を。
ドアを中心に、左右にクローゼットが配置されています。
クローゼットを開けてみると、大きめの金庫が。
念には念を入れて、とのこと。
全室2名入居も可能とのことで、クローゼットごとに金庫が付いてきます。贅沢…かはさておき、安心材料ではあるかもしれません。
つづいて、最上階の422号室。
間取りは209号室とおおよそ同じです。
大きく異なるのはやはり天井高。
一番高いところでは、3mを超えます。明るさを求める方は4階がおすすめ。
クローゼットは各部屋とも同じ大きさ。
もちろん、金庫付きです。
専有部の最後は103号室。
1階は4室のみで、壁一面窓ガラスになっているユニークな部屋。
人通りは少ないとは言え、外からは内部の様子が(見ようと思えば)見えてしまうと思います。
開放的と捉えるか、丸見えと捉えるか。
もちろんブラインドはありますから、キチンと閉めていれば問題ありません。
クローゼットは、他の部屋とはすこし異なる隣り合わせの配置。
2名入居を想定し、クローゼットをふたつに分けて設計したそうです。なるほど。
ちなみに、4階から階段を上っていくと、広々とした屋上にたどり着きます。
お隣は大きめのマンション。見晴らし抜群ではないものの、緑は見えますし、気分転換にはまずまずの環境。
穏やかな住宅街の特性上、夜遅い時間に騒ぐのは控えましょう。あくまで静かに、節度ある利用を。
建物の裏手は駐車場です。
駐車可能なスペースはシェアハウスにしては多め。最寄り駅やオフィスエリアまではすこし距離がありますから、車通勤の方も一定数いると思います。
乗用車は月額12000円、バイクは500円、自転車は300円が必要です。
最寄り駅は、各線・山田駅。
大阪モノレールの駅までは徒歩11分、阪急千里線の駅までは徒歩13分ほどです。
阪急線なら梅田駅まで28分。乗り換えもありません。
買い物に便利な千里中央はモノレールの隣駅。千里中央で北大阪急行に乗り換えれば、なんばまで直通で30分です。
駅前の複合施設「Dew阪急山田」は、日常の買い物の強い味方。
スーパー、カフェ、ドラッグストア、本屋、飲食店など、欲しいものは大体ここで揃うはず。
シェアハウスの住所は、高級住宅地として名前の上がることもある古江台。
「台」と地名に付くだけあり、駅までの間には緩やかな坂もあります。おそらく、一番便利なのはバイク移動です。
シェアハウスの運営管理は、南栄商事株式会社さん。
2016年に運営をはじめ、現在運営管理を担当しているのは16棟。
大阪でシェアハウスの運営を手がけていた別の会社さんと事業統合し、一気に運営するシェアハウスが増えました。
はじめての運営となった「Nshare パサージュ」は、もうすぐスタートから1年。
入居者さん同士のLINEグループに担当者さんも加わっていて、日々楽しそうな様子をそっと見守っているそうです。
シェアハウス 千里古江台では、運営をオーナーさんが、案内と管理の一部を南栄商事さんが担当します。
そして、日常の掃除やメンテナンスは管理人さんが対応してくれます。ご夫婦で住み込んでいるとのことですから、なにかあれば管理人室へ。
英会話を上達させたい方、とにかく大きな家に住みたい!という方。お問合せはコチラからどうぞ。
昨年から英会話教室に通っている知り合いに聞いた、英会話上達のコツ。
1.自分が伝えたいことを文章に書く
2.その文章をネイティブの人に見てもらい、正しい文章にする
3.正しい文章を完璧に言えるようにする
他の会話はともかく、伝えたい文章だけは完璧にしておくことで、英語を話すこと自体に自信が付き、ステップアップしていけるそうです。
まずは定期的にキチンと受講して、「通うこと」自体に自信をつけるのが、個人的な目標です。
道のりは長い。
(テルヤ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?